2019年6月2日、JRHA(日本ラビットホッピング協会) 公式 ラビットホッピング大会「 第5回 うさぎのしっぽ杯 」が、うさぎのしっぽ柴又店「Camp」で開催されました。
毎週、「Camp」で行われているラビットホッピングの練習会での成果を出しきるため、それぞれのチームが精いっぱい頑張りました。
夏を前にしたスッキリしない季節をふき飛ばすような、アツい大会となりました。
ラビットホッピングの大会は、
ジャンプするハードルの段数により、クラス分けがされています。
ハードル1段を跳ぶ「初級クラス」、
ハードル3段を跳ぶ「中級クラス」、
そして、ハードル5段を跳ぶ「上級クラス」です。
走った記録はラビットホッピング協会の公式記録として残ります。
ルールは、コースを行きと帰りの2回走り、ハードルを落とした本数、コースアウトの有無などで得点(減点数)を集計。
減点がないチームが勝利します。
(同一得点の場合は、スタートからゴールまでのタイムが速いチームの勝ちです)
一言で言うと、「できるだけハードルを落とさず、タイムが速いチームが入賞」するというルールで、うさちゃんと、一緒に走るハンドラー(伴走者)のチームワークの勝負となっています。
ミスが許されない! 初級クラス
初級クラスは、ハードル1段で勝負が行われます。
この初級クラスの特徴としては。ハードルの高さが1段なので、途中で1つでもバーを落としてしまうと、減点となってしまいます。
つまり、ミスが許されず、スピードが速いチームが入賞します。
ほかのクラスよりもハイスピードな展開が楽しめる、そんなクラスです。
初級クラスを制したのは、クローバーちゃんチーム。
しばらく練習会に参加していなかったブランクはありましたが、ハードルを落とさず、素晴らしい走りでぶっちぎりの優勝でした。
クローバーちゃんチームは、初級クラス2回目の優勝となりました。
高さとスピードの中級クラス
中級クラスはハードル3段の勝負です。
このクラスは、ミスが無いことと、ゴールまでのタイムが速いことの2つが求められます。
ハードル3段は見応えもあり、バランスのとれたクラスと言えます。
中級クラスは、ココちゃんチームが優勝を飾りました。
前回は初級クラスにエントリーしていましたが、今回は中級クラスに挑戦。見事 優勝を勝ち取りました!
難易度がいきなり上がる上級クラス
上級クラスはハードル5段の勝負です。
ハードルの高さが5段というのは、うさちゃんにとってかなりの高さです。
身体の大きさによっては5段までは難しいうさちゃんもいますが、5段のハードルを跳ぶことができるというのは、それだけ練習を積まないと為し得ない高さです。
高さに加えてミスも許されないクラスです。
そんなハイレベルの上級クラスは、ベイちゃんチームが優勝。
ベイちゃんも昔からラビットホッピングの練習を続けており、毎回、安定した実力を発揮してくれます。
見応えのあるトライアル
ラビットホッピングの大会では、最後に「トライアル」が行われます。
トライアルというのは、いつも跳んでいるハードルの高さより、ちょっと上の難易度に挑戦してみよう、という試みです。
このトライアルの最後を飾るのは、一番高い段数である8段に挑戦している ななちゃんです。8段の高さは迫力があり、一番見応えがある高さです。
ななちゃんは8段のハードルを見事なジャンプで跳び越え、毎回観客を沸かせています。
日本記録樹立!
今回の大会では、トライアル終了後に「秘密兵器」が登場しました。競技で使用しているものよりも高い段数のハードルです。
ななちゃんが、58.5cm のハードルに挑戦。
見事クリアしました。
日本ラビットホッピング協会の日本記録です!
まとめ
5回目となるラビットホッピングの大会。回を重ねる毎に、レベルが徐々に上がってきている印象を受けました。
ひとえに、ラビットホッピング練習会での地道な練習の成果なのではないかと思います。
ラビットホッピングは、うさちゃんがジャンプするだけのものではありません。ともに走るハンドラーとの絆が問われる競技だと私は考えています。
うさちゃんがハンドラーと一緒に走って楽しい、
跳んで楽しい、
そう思えるような、
楽しさが伝わってくるようなものであってほしいと願っています。
練習会への参加には、少し敷居が高い印象を持たれるかもしれません。
けれど、そこでラビットホッピングの楽しさに目覚めるうさちゃんの姿を見て、一緒にラビットホッピングに取り組んでみてください。
きっと、より一層、あなたと、うさちゃんの絆が
深いものになっていくのではないかと思います。
そんなラビットホッピングの魅力を、
これからも発信していきたいと思います。